column-news お知らせ
広島県内企業の今冬ボーナスは??
昨冬より2.5%アップ!!
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ひろぎんホールディングス(HD、広島市中区)が広島県内企業の今冬のボーナス支給見込み額は、正社員1人当たり平均50万8400円で、昨冬より2.5%(1万2200円)増え、2年連続の増額で、上げ幅は1.5㌽拡大したと発表しました。新型コロナウイルス禍の影響が薄れて業況が回復し、人手確保への対応が支給額のアップにつながったとの事。
ボーナスのベースとなる基本給は25万8100円で1.9%増↑、支給率は1.97か月分で0.01か月増↑、支給総額は2.4%増↑と2年続けて前年を上回り、支給対象者は0.1%減↓となりました。
支給の決め手となる要因(複数回答)は「決算の状況」が63.0%で最も多い。前年調査に比べて「人材の確保」が25.4%と8.6㌽上がり、「物価の動向」は12.5%とほぼ倍増しました。
ひろぎんHD経済産業調査部は『経済活動がコロナ禍から回復する状況で、強い人手不足感が賞与の増加につながっている』とみています。
製造業の平均支給額は2.4%(1万3400円)増↑
プラス幅の最大は鉄鋼・金属で6.4%、輸送用機械が5.6%と続いており、半導体不足の緩和や円安の追い風を受けた自動車関連が押し上げたとみられます。
非製造業の平均支給額は2.6%(1万1400円)増↑
プラス幅の最大は宿泊・飲食で27.9%、建設が5.1%、運輸・倉庫が4.9%と続いています。
資本金の規模別:1億円以上➡3.3%、1億円未満➡1.9%とそれぞれ増えています。
非正社員への支給額:10万2100円で2.4%増↑、製造業が2.8%、非製造業は1.5%伸びました。
10月上旬~11月上旬に調査、442社中・318社(71.9%)回答
中国地方10月度【百貨店売り上げ】
中国四国百貨店協会まとめ
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中国地方10月度の百貨店売上高は154億8800万円で前年同月から6.8%減↓で2か月連続の減少。そごう広島店(広島市)が8月末に新館の営業を終え、9月から本館1館の運営となっています。暑さが続いた影響は店舗によって割れました。
<商品別>
衣料品は6・0%減少。食料品は5・7%減少で、入店客数が減った店が目立ちました。
<地域別>
広島都市圏( 12.2%減↓)、岡山( 0.4%増↑)、山口( 9.6%減↓)、山陰( 1.7%増↑)
中国地方百貨店売上高(単位百万円、百万未満切り捨て 前年同月比増減率%)
10月の全国百貨店売上高(既存店ベース)は、20か月連続プラスの前年同月比6.1%増↑となりました。
気温が高く推移したことで、秋冬物や防寒商材の動きは鈍かったものの、高付加価値商品の増勢やインバウンドの活況が売上全体を押し上げ、主要5品目(衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品)は家庭用品を除く4品目でプラスとなり、身のまわり品、雑貨は二桁増となりました。各社が企画した物産展などの食品催事やイベントも奏功しました。
10月の免税品の売上高は前年同月比約2.8倍増↑の383億円。購買客数は約36万人で、1人当たりの購買単価は約10万4千円と、2014年10月の調査開始以来、過去最高となりました。
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住宅ローン【フラット35】子育て支援はじまる!
2024年2月~ 子どもの人数等に応じて金利引下げ
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住宅金融支援機構などは、子どもの人数に応じた長期固定金利型住宅ローン【「フラット35」子育てプラス】の金利優遇を公表しました。
関連経費の2023年度補正予算案が成立すれば、2024年2月の融資から適用されます。
*新しいポイント制度で金利を引き下げ*
┗1ポイント=5年間年▲0.25%の金利引下げ
┗家族構成と建て方に合わせた組み合わせのポイント加算型
┗18歳未満の子供の人数(子ども1人⇒1㌽)。夫婦どちらかが39歳以下の世帯は子どもがいなくても対象
┗他の金利引き下げメニューとの併用もOK
┗金利引下げ幅を従来の最大年▲0.5%から最大年▲1.0%に拡充
<↑画像:[フラット35]パンフレット 引用>
2024年問題 深刻化
~東京商工リサーチ広島支社調べ~
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◆さて、運輸、建設業で来春に残業規制が強まる「2024年問題」について「マイナスの影響がある」とみる中国地方の企業が約6割に上ることが、
東京商工リサーチ広島支社の調査で明らかになりました。
影響は中小企業より大企業の方が懸念する割合が高く、利益率の悪化や納期の見直しなどを心配する声が上がりました。
◆24年問題の影響は、
「大いにマイナス」が7・3%、
「どちらかというとマイナス」が52・4%で計59・7%も占めました。
「大いにプラス」が0・8%、
「どちらかというとプラス」が4・0%、
「あまり影響なし」が35・3%だった。
◆「マイナス」と答えた割合は資本金1億円未満の中小企業が56・5%、
1億円以上の大企業が81・2%だった。
取引先が広範囲にわたる傾向がある大企業が、より深刻となっているようです。
◆具体的なマイナスの影響は「物流・建設コスト増加による利益率の悪化」がトップの32・5%。
稼働率の低下に伴う「納期の見直し」、「利益率の悪化」がともに11・6%と続きました。
◆支社では「物流業界への規制強化の影響が、産業界全体に広がる可能性がある」と指摘も出ています。
<↓画像:中国新聞デジタル引用>
調査は10月2~10日、インターネットで実施し246社が回答。
中国地域9月 【鉱工業生産動向】
~経済産業省 中国経済産業局より~
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中国地域の2023年9月の鉱工業生産指数速報(2015年=100、季節調整済み)を前月より1.3%上昇の96・5とまとめました。
【基調判断】「生産は横ばい傾向」としています。
生産 ➡前月比1.3%の上昇(4か月連続の上昇)
業種別:輸送機械工業(自動車・同部品)、電子部品・デバイス工業、化学工業(除.医薬品)などが上昇↑
汎用・生産用・業務用機械工業、鉄鋼業、石油・石炭製品工業などが低下↓
出荷 ➡前月比2.7%の上昇(2か月連続の上昇)
業種別:鉄鋼業、化学工業(徐.医薬品)、輸送機械工業(自動車・同部品)などが上昇↑
汎用・生産用・業務用機械工業、非鉄金属工業、金属製品工業などが低下↓
在庫➡ 前月比2.6%の上昇(2か月ぶりの上昇)
業種別:輸送機械工業(自動車・同部品)、汎用・生産用・業務用機械工業、非鉄金属工業などが上昇↑
石油・石炭製品工業、鉄鋼業、、その他の工業などが低下↓
在庫率➡前月比0.0%の横ばい
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中国地方の企業、増益・黒字転換64%に増加
中国地方の上場企業51社対象
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◆さて、先日中国地方の上場企業51社の2023年9月中間決算が14日報告されました。
純損益の増益・黒字転換は32社、割合64・0%と前年より24・8㌽増。
原材料価格や光熱費などの高騰を受けた値上げや円安などが収益改善につながったとみています。
通期は為替の変動や中東情勢の緊迫、先行きを不安視されています。
純損益の前年比を出さなかった1社を除く50社のうち、増益22社、黒字転換は10社だった。
減益(12社)と赤字(6社)は計18社で、割合は36・0%と24・8㌽減。
◆売上高は増収が35社(70・0%)で10・4㌽減。
◆業種別◆
◆製造業…増益・黒字転換が29社中17社と58・6%を占め、前年より13・8㌽増。
➟円安で輸出や海外事業の業績を伸ばした企業が目立つ傾向となりました。
➟マツダは主力の北米市場などで販売が伸び、純利益は中間期で最高となりました。
◆非製造業…増益・黒字転換が21社中15社の71・4%と、前年の31・8%から大幅増。
新型コロナウイルスの5類移行で人の流れが戻ったほか、商品やサービスの値上げが浸透した傾向もみられるようです。
◆通期の純損益は未定とした1社を除く50社のうち30社(60・0%)が増益・黒字転換を見込んでいます。
➟中国の経済減速を懸念材料に挙げる企業も中にはあったようです。
売上高は比較できる47社のうち34社が増収、13社が減収と報告。
<↓画像:中国新聞デジタル 引用>
10月 広島都市圏の業況判断指数 (D.I.)
~広島商工会議所まとめ~
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広島商工会議所より10月広島都市圏の企業の業況判断D.Iが発表されました。前年同月比ベースで9月の0.0から8.1ポイント上昇、3か月ぶりの改善となりました。
会議所『原材料高が続く中、経済活動が新型コロナウイルス禍前に近づき、価格転嫁が進んでいる』とみています。
製造業 ➡ 9月の4.2から15.8ポイント上昇し、20.0となった。
業種別:木材・木製品、機械・金属製品、自動車関連は上昇↑、食品、紙・紙製品・印刷は下降↓、合成樹脂・ゴム製品は横ばい
非製造業 ➡ 8月の-2.8から2.8ポイント上昇し、0.0となった。
業種別:生産財・資本財卸売業、小売業、サービス業は上昇↑、建設業、消費財卸売業は下降↓
【11月~1月の先行き見通し(対10月比)】
総合DI ➡ 4.8(前回予測 8.4)、製造業全体 ➡ 0.0(前回予測 14.6)、非製造業全体 ➡ 8.1(前回予測 8.2)
※10月下旬調査 130社【回答 124社、回収率 95.4%】
※DI(Diffusion Index)➡前年同月より景気が「良い」とする企業の割合から「悪い」とする割合を引いた値
<調査内容>景況のほか、生産額・売上額など10項目についての状況(DIを集計)
①令和5年10月を前年同月と比較
②令和5年11月~令和6年1月の先行き見通しを令和5年10月と比較
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中国地方9月【小売り販売額】
~中国経済産業局まとめ~
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中国経済産業局が2023年9月の商業6業態の販売額を2,054億円とまとめました。前年同月より2.1%UP(22か月連続)です。
基準判断を、「 持ち直している」としています。
デパート➡気温高で秋冬物の婦人・紳士服が低調だったほか、ラグジュアリーブランドのバッグなど身の回り品も伸び悩みました。また、相場高や猛暑の生育不良もあり生鮮食品が低調でした。一方、外出需要増加で引き続き化粧品が好調でした。
スーパー➡気温高の影響で飲料・アイス、節約志向で単価安の豚肉・鶏肉が好調。価格UPも影響しました。外出需要増でメイク用品・日焼け止めも好調でした。一方、秋冬物の婦人・紳士服が低調でした。
コンビニ➡行楽おでかけ来客数UPが続き、ワンハンド商品のおにぎり・パン・揚げ物・菓子が好調。気温高によりアイス・飲料が好調の中、飲食料品の価格UPも影響しました。
ホームセンター➡気温高でカーペットなどの秋冬物インテリアが低調。また、物価高で木材、塗料といったDIY用品も低調でした。一方、猛暑が過ぎて園芸用品は好調でした。
家電量販店➡新商品が発売されたスマホ、気温高の影響でエアコンが好調。洗濯機・デジタルカメラは堅調でした。一方、買い替え需要が一段落のテレビ・PCのほか、昨年が新商品発売だったゲーム機・ソフトは今年の需要は落ち着きました。
ドラッグストア➡価格UPの飲食料品は新店・改装効果に加え、気温高で飲料・アイスが好調でした。そのほか、総合感冒薬・殺虫剤・日焼け止め・制汗剤が伸長しました。
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正社員8割弱、非正規社員4割強
~広島県商工会議所連合会調査~
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◆さて、先日広島県商工会議所連合会が県内の企業を対象に9~10月に実施した賃上げの調査結果を総括しました。
◆正社員の賃上げをした企業は8割弱、非正規社員は4割強と、それぞれ3月の前回調査から1割余り上がりました。
◆理由として「業績が改善しているため実施した」、「業績の改善は見られないが実施した」と答えたのは、
➡正社員が計77・7%と14・6㌽上昇↗。
➡非正規社員は計45・7%と12・4㌽こちらも上昇↗。
<↾画像:中国新聞デジタルより引用>
◆正社員の賃上げをした理由(複数回答)は「人材確保・定着やモチベーション向上」が89・2%と最多。
「物価上昇」が74・3%となりました。
◆賃上げを見送ったか未定の理由は「今後の経営環境・経済状況が不透明」が61・7%と最も多くなりました。
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◆調査は9月1日~10月2日実施、県内13商議所の会員企業1045社に聞き632社(60・5%)が回答しました。
来春 高校生の採用状況
人手不足で獲得競争激化
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◆さて、先日高校生を対象とした合同企業面接会が開催されました。
広島県内の企業が、来春に卒業を予定する高校生の採用活動の「延長戦」を続けているようです。
少子化や進学希望者の増加で就職する生徒が減少する中、人手不足に悩む企業の間で人材の獲得競争が激化、採用に苦戦している模様です。
本来なら内定者が出そろう10月も予定数に届かず、長期戦を見込んでいる企業も。
高校生の就職を支援する大阪市の某企業は10/6、秋の就職説明会を広島市南区で初めて開催。
毎年7月に催しているが、企業の要望を受けて企画しました。
製造や宿泊など16社が参加し、生徒約50人に仕事の魅力や福利厚生などを説明。
参加した某工業(安佐北区)の採用担当者は「地元で就職する人が減ったと痛感している」と期限を決めずに採用を継続。
市内の通信制高校3年の女子生徒(18)は「この時期は募集がないと思っていたが、知っている企業が多くあり驚いた」と回答しています。
学生優位の売り手市場の傾向は強まっています。
◆某高校(南区)では就職希望者156人に対し、届いた求人は9月末時点で約2500人と昨年度より1割近く増加。
95%以上の生徒が既に内定を得られ、進路指導主事の某教諭は「人気の高い大手からも2次募集の求人が届いている」と驚いています。
◆マツダは昨年度、高卒の受け皿だった技能系の対象に大卒・専門卒も加え、1月中旬まで採用を継続。
本年度も10月末時点で予定数に達しておらず、「来年2月末まで続けることもあり得る」と解説。
県内の小売業の採用担当者も「内定式に間に合う来年2月まで募集したい」と長期化を見込んでいます。
◆中国5県の労働局によると、中国地方で就職を希望する高校生は7月末時点で9935人と、記録の残る1996年以降で初めて1万人を下回りました。
広島県内のある製造業の採用担当者は「卒業生が毎年入社してくれていた地元の高校は今年、全員が進学希望になり、恒例の工場見学もなくなり、厳しい状況」と明かしました。
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