【中国地域の景況感 (D.I.)】11月調査
投稿日:2024.01.12
~中国経済連合会まとめ〜
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中国経済連合会より中国地方の企業景況感(DI)が▲2.5と発表されました。
8月の前回調査から1.3㌽下がり、5期ぶりの悪化です。
中経連:原材料費の高騰や人手不足が主な要因だが『大きな流れとしては改善傾向が続いている』とみています。
製造業:▲10.8で1.4㌽悪化
非製造業:+1.2で1.0㌽下がったが、前回調査同様プラス値を維持しています。
【11月現在の景況感】
景況感DI(「大変良い+良い」割合-「悪い+大変悪い」割合)は▲2.5(前回比▲1.3)と悪化し、依然としてマイナス傾向が続いています
製造業:▲10.8(前回比▲1.4)と悪化
非製造業:+1.2(前回比▲ 1.0)と悪化したもののプラスを維持
先行き(2~3ヶ月先)の景況感DIは、▲5.8(現状比▲3.3)となっている
製造業で▲14.9(前回比▲4.1)、非製造業で▲1.8(前回比▲3.0)と、ともに悪化する見通し
※先行きの景気動向について,「どちらともいえない」と回答した割合も多い。
【景況感が悪い要因】
- 原材料・資材価格の上昇 73.2%(前回比▲3.0)
- 原油価格の上昇 46.3%(前回比▲3.7)
- 企業収益の悪化 39.0%(前回比+8.0)
※製造業・非製造業ともに「原材料・資材価格の上昇」が最も多く、他の項目に比べて著しく割合が大きい
製造業: 81.3%(前回比▲11.6)
非製造業: 68.0%(前回比+0.1) ※特に非製造業では「労働力不足(36.0%)」も割合が多い
【先行き(2~3ヶ月先)の景況感が悪いとしている要因】
- 原材料・資材価格の動向 59.1%(前回比▲23.8)
- 個人消費の動向 45.5%(前回比+8.4)
- 原油価格の動向 43.2%(前回比▲13.9)
製造業:「原材料・資材価格の動向(81.3%)」(前回比▲5.4)が最も多い
非製造業:「労働力不足(50.0%)」(前回比+20.0)が最も多い。
※「労働力不足」については,特に非製造業で著しく増加(前回30.0%→今回50.0%)
【2023年利益見通し】
・2023年度の利益見通しについては,「増加」が36.3%、「横這い」が35.4%、「減少」が28.3%
※利益判断BSI(「増加」割合-「減少」割合)は+8.0(前回比▲0.7)と増益を見込んでいる
・製造業は「増加」が44.6%、「横這い」が32.4%、「減少」が23.0%
※利益判断BSIは+21.6(前回比+13.6)となっており、増益予想とする企業が大幅に増加
・非製造業は「増加」が32.5%、「横這い」が36.7%、「減少」が30.7%
※利益判断BSIは+1.8(前回比▲7.2)となっており、増益予想とする企業が減少
調査は11月1~27日、会員企業を中心に714社に聞き、243社(34・0%)が回答
※DIは景気が「大変良い」「良い」とする企業の割合から「大変悪い」「悪い」とする割合を引いた値
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