広島県内企業の今冬ボーナスは??
投稿日:2023.12.06
昨冬より2.5%アップ!!
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ひろぎんホールディングス(HD、広島市中区)が広島県内企業の今冬のボーナス支給見込み額は、正社員1人当たり平均50万8400円で、昨冬より2.5%(1万2200円)増え、2年連続の増額で、上げ幅は1.5㌽拡大したと発表しました。新型コロナウイルス禍の影響が薄れて業況が回復し、人手確保への対応が支給額のアップにつながったとの事。
ボーナスのベースとなる基本給は25万8100円で1.9%増↑、支給率は1.97か月分で0.01か月増↑、支給総額は2.4%増↑と2年続けて前年を上回り、支給対象者は0.1%減↓となりました。
支給の決め手となる要因(複数回答)は「決算の状況」が63.0%で最も多い。前年調査に比べて「人材の確保」が25.4%と8.6㌽上がり、「物価の動向」は12.5%とほぼ倍増しました。
ひろぎんHD経済産業調査部は『経済活動がコロナ禍から回復する状況で、強い人手不足感が賞与の増加につながっている』とみています。
製造業の平均支給額は2.4%(1万3400円)増↑
プラス幅の最大は鉄鋼・金属で6.4%、輸送用機械が5.6%と続いており、半導体不足の緩和や円安の追い風を受けた自動車関連が押し上げたとみられます。
非製造業の平均支給額は2.6%(1万1400円)増↑
プラス幅の最大は宿泊・飲食で27.9%、建設が5.1%、運輸・倉庫が4.9%と続いています。
資本金の規模別:1億円以上➡3.3%、1億円未満➡1.9%とそれぞれ増えています。
非正社員への支給額:10万2100円で2.4%増↑、製造業が2.8%、非製造業は1.5%伸びました。
10月上旬~11月上旬に調査、442社中・318社(71.9%)回答