中国地方の企業、増益・黒字転換64%に増加
投稿日:2023.11.22
中国地方の上場企業51社対象
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◆さて、先日中国地方の上場企業51社の2023年9月中間決算が14日報告されました。
純損益の増益・黒字転換は32社、割合64・0%と前年より24・8㌽増。
原材料価格や光熱費などの高騰を受けた値上げや円安などが収益改善につながったとみています。
通期は為替の変動や中東情勢の緊迫、先行きを不安視されています。
純損益の前年比を出さなかった1社を除く50社のうち、増益22社、黒字転換は10社だった。
減益(12社)と赤字(6社)は計18社で、割合は36・0%と24・8㌽減。
◆売上高は増収が35社(70・0%)で10・4㌽減。
◆業種別◆
◆製造業…増益・黒字転換が29社中17社と58・6%を占め、前年より13・8㌽増。
➟円安で輸出や海外事業の業績を伸ばした企業が目立つ傾向となりました。
➟マツダは主力の北米市場などで販売が伸び、純利益は中間期で最高となりました。
◆非製造業…増益・黒字転換が21社中15社の71・4%と、前年の31・8%から大幅増。
新型コロナウイルスの5類移行で人の流れが戻ったほか、商品やサービスの値上げが浸透した傾向もみられるようです。
◆通期の純損益は未定とした1社を除く50社のうち30社(60・0%)が増益・黒字転換を見込んでいます。
➟中国の経済減速を懸念材料に挙げる企業も中にはあったようです。
売上高は比較できる47社のうち34社が増収、13社が減収と報告。
<↓画像:中国新聞デジタル 引用>