【中国地域の景況感 (D.I.)】 5月調査
投稿日:2023.06.27
~中国経済連合会まとめ~
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中国経済連合会より5月中国地域の企業の景況感(DI)がマイナス(▲7・1)と発表されました。
新型コロナウイルス感染症の 5 類移行や経済活動の活発化に伴う個人消費などの回復がみられたことから,製造業・非製造業ともに改善し、マイナス幅が大幅に縮小。2月の前回調査から21.7㌽上がり、3期連続の改善です。
中経連は「先行きも含め原材料価格の高騰は依然として懸念材料だが、家格転嫁も進んでいる。収益面への悪影響は低下傾向にある」としています。
非製造業➡▲6・2と20.0㌽UP
製造業➡▲9・1と27.0㌽UP
【景況感が悪い要因】
1位 原材料・資材価格の上昇 70.6%
2位 労働力不足 33.3%
3位 原油価格の上昇 25.5%
【原材料・資材価格の動向】
非製造業➡価格転嫁できている 61.2%〔前回比+2.8〕、できていないが,今後価格転嫁予定 26.4%〔同+1.7〕
製造業➡価格転嫁できている 65.1%〔前回比+5.1〕、できていないが,今後価格転嫁予定 27.9%〔同▲3.2〕
【円安への対応策の実施・検討状況】
非製造業➡対策を行っている 30.3%〔前回比+6.6〕、対策を検討中 21.2%〔同▲7.6〕⇒合計 51.5%
製造業➡対策を行っている38.5%〔前回比▲7.7〕、対策を検討中 30.8%〔同▲7.7〕⇒合計 69.3%
【先行き】(2、3か月後)は2019 年 5 月以来の+10.4〔現状比+17.5〕へ改善する見通し。製造業で+3.9〔同+13.0〕、非製造業で+13.0〔同+19.2〕と、ともに改善する見通しで、特に非製造業でのプラス幅が大きい見通しです。
※5月1日~26日調査【会員企業721社に調査269社(37.3%)回答】
※DI(Diffusion Index)は前年同月より景気が「良い」とする企業の割合から「悪い」とする割合を引いた値
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