2022年広島市広域商圏調査
投稿日:2022.11.26
~中国新聞調べ~
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先日、中国新聞の2022年広島市広域商圏調査で広島都市圏の主要10地区のうち、
買い物で最も利用するエリアに「紙屋町・八丁堀」を選ぶ人の割合(支持率)が2年連続で首位となったとの報告がありました。
20、30、50、60代と幅広い世代で支持率が最も高いものの、例年高い女性の支持率は下がったため
2年連続2位となった「府中町」との差は縮まったとのことです。
「紙屋町・八丁堀」で「最も利用する百貨店」でそごう広島店の支持率は33・2%と前年より4・6㌽増加↗。
広島三越も0・1㌽増加↗だった。
コロナ禍の行動制限に苦戦した前年より回復しました。
「最も利用するSC・複合商業施設」でパルコ広島店や紙屋町地下街シャレオが減少↘。
「最も利用する専門店」ではエディオン広島本店やハンズ広島店も減少↘しました。
新型コロナウイルス禍の行動制限がなくなり、広域から集客する大型ショッピングセンター(SC)が勢いを取り戻しており、
市中心部の紙屋町・八丁堀の支持率は21・4%、3・4㌽減と10地区で最大の下げ幅↘になりました。
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内訳は
- 紙屋町が12・9%、
- 八丁堀が8・5%でいずれも下がり↘ました。
百貨店や家電量販店の豊富な品揃えが強みですが、若者の支持は落としたようです。
尚、郊外の大型SCは支持を広げました。
- イオンモール広島府中のある「府中町」の支持率は16・0%で前年より2・4㌽上昇↗。
- イオンモール広島祇園のある「祇園」は6・5%と、1・9㌽増↗。
- ジ・アウトレット広島のある「石内地区」も3・0%で、こちらも0・3㌽上昇↗。
大規模な改装も相次ぎ、買い物先選びに影響を与えたとみえます。
4月に売り場の7割を改装した
- ゆめタウン廿日市のある「廿日市市役所周辺」は9・7%と1・1㌽上昇↗。
調査対象に加わった2015年以降で最上位の『3位』となりました。
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市中心部で来年夏、そごう広島店新館の閉館がすでに決定されており、広島修道大商学部の川原直毅教授(市場調査論)は
「郊外流出が進んだ、市中心部には若者を引きつける施設が求められている」と解析しています。
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<広島市広域商圏調査>
- 広島、廿日市市と広島県安芸郡4町に住む18歳以上の男女千人を対象に10月1、2日、インターネットを通じて調査。
調査は広島都市圏の商圏と消費動向をつかむため、1976年から毎年実施されています。
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