【中国地域の景況感 (D.I.)】 11月調査
投稿日:2024.12.25
~中国経済連合会アンケート~
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中国経済連合会より11月中国地域の企業の景況感(D.I.)が±0と発表されました。
8月の前回調査から+2.2㌽と悪化です。
企業収益の回復や設備投資の増加によりプラスとする一方,原材料・資材価格の上昇によりマイナスとする回答も。「どちらともいえない」とする回答は 71%です。
製造業➡▲17・5(前回比▲6.5㌽)前回から悪化
非製造業➡+4・8(前回比▲5.1㌽)プラスを維持したものの前回から悪化
【景況感が良いとした回答要因】
1位 設備投資の増加 51.4% 〔前回比+7.8〕
2位 企業収益の回復 42.9%
3位 個人消費の回復、公共投資の増加 25.7%
【景況感が悪いとした回答要因】
1位 原材料・資材価格の上昇 58.8% 〔前回比▲17.7〕
2位 労働力不足 44.1%
3位 設備投資の減少 38.2%
【価格転嫁】
製造業➡一部でも価格転嫁できている 91.8%〔前回比+6.0〕
非製造業➡一部でも価格転嫁できている 71.7%〔同+1.8〕
【雇用状況】
雇用判断DI(「不足+やや不足」割合-「過剰+やや過剰」割合)は,+52.9〔前回比+1.1〕と,不足感が継続しています
【先行き】(2、3か月後)は▲4.1 〔現状比▲4.1〕。製造業で▲14.3〔同+3.2〕、非製造業で▲1.6〔同▲6.4〕、建設業は+1.8〔同▲7.2〕と,建設業のみプラスを維持しています。現在と先行きの景気動向について「どちらともいえない」と回答した割合も多い結果(現在 71.4%,先行き 77.0%) となっています。
※11月1日~29日調査【会員企業709社に調査 245社(34.6%)回答】
※DI(Diffusion Index)は前年同月より景気が「良い」とする企業の割合から「悪い」とする割合を引いた値