中国地方6月DI、2期ぶり上昇
投稿日:2024.07.13
~日銀広島支店まとめ〜
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中国地方の6月の短観によると、全産業の業況判断指数(DI)は+16で、3月の前回調査から3㌽上昇↑、上昇は2四半期ぶりと発表がありました。
製造業で自動車の生産や半導体の需要が回復し、販売価格の引き上げも進んだとの事。
【業種別】
製造業:+11で7ポイント上昇↑、15業種中8業種で上がっています。
・繊維や食料品 ➔ 新型コロナウイルス禍からの外出機会の増加で上向き
・木材・木製品 ➔ 販売価格の引き上げで、+15と53㌽アップ
・自動車 ➔ +18で24㌽上がった
※マツダが自動車の「型式指定」の認証不正問題で国土交通省から出荷停止の指示を受けた影響について※
支店長:『出荷停止が2車種と限定的で、下押しの影響はあるが景況感を悪化させるほどではなかった』と説明しています。
非製造業:+21で1㌽改善、12業種中5業種で上がっています。
・悪化したのは小売りだけで、物価高による節約志向や人件費、物流費の高騰が響いています。
【地域別】
広島 +21で4㌽上昇、山口 +16で1㌽・岡山 +16で2㌽・山陰 +11で5㌽それぞれ改善
9月の中国地方の全産業DIは+14と2㌽悪化を予測。非製造業で先行きに不透明感があることを織り込んだ
5月29日~6月28日:765社中763社(99.7%)回答
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