正社員採用の意向減少
投稿日:2024.05.01
帝国データバンク広島支店調べ
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さて、先日帝国データバンク広島支店調べで、2024年度に正社員を採用する意向がある中国地方の企業は60・7%で、前年調査より3・3㌽下落と報告がありました。
下落は2年連続となりました。
同支店は「人手不足を背景に人材の獲得競争が激しく、採用を諦める中小企業が増えた可能性がある」と指摘しています。
▶「採用予定はない」は28・3%と前年より3・0㌽上昇↑。
▶採用予定数が前年より「増える」とした企業は21・7%と0・3㌽上昇↑。
▶「減る」は10・2%と2・9㌽上昇↑した。
▶「変わらない」は28・8%と6・5㌽下落↓。
▶「分からない」は11・0%だった。
正社員を採用する意向のある企業の割合は、この10年で最高だった15年度の67・9%と比べると7・2㌽↓低くなっています。
理由として
「競合他社のような好条件を提示できない」
「日本人を雇用したくても募集がなく、外国人しか選択の余地がない」
と厳しい状況を訴える企業もあったとしています。
企業規模別でも差は歴然です。
採用予定のある企業の割合は、
▶大企業は91・8%と7・1㌽上昇↑、調査を始めた06年度以降で初めて9割を超えたとのことです。
▶中小企業は56・1%と4・6㌽下落↓し、3年ぶりに6割を割りました。
<↓画像元:中国新聞デジタル https://www.chugoku-np.co.jp/articles/gallery/453747>
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※調査は2月15~29日、中国地方に本社を置く2140社に聞き、756社(35・3%)回答。
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