中国地方12月DI、3期連続改善

~日銀広島支店まとめ〜

 

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中国地方の12月の短観によると、全産業の業況判断指数(DI)は+14で9月の前回調査から3㌽上がった。と日銀広島支店より発表。

改善は3四半期連続です。製造業で原材料費の上昇分の値上げが進み、非製造業は宿泊や飲食が伸びています。

 

【下記画像:中国新聞デジタルより引用】

中国地方業況判断指数

 

【業種別】

製造業

+85㌽改善・15業種中9業種で増↑、紙・パルプや金属製品で値上げが進み、自動車も生産が好調でした。

 

非製造業

+19と1㌽改善・12業種中5業種で増↑、宿泊・飲食サービスは、観光や会食の回復で20㌽と大幅に上がり、+58。ホテルなどの稼働率は高いが、人材の確保が難しくなっています。

 

支店長:原材料の上昇分の価格転嫁が進む一方、賃金上昇も重なって収益が伸び悩む企業もある』と説明しています。

 

【地域別】

広島( +16で2㌽改善)、山口( +14で8㌽増↑)、山陰( +12で4㌽増↑)、岡山( +12で1㌽下落

 

来年3月の中国地方の全産業DI+12と2㌽減↓を予測、物価高による消費の冷え込みや、海外経済の伸び悩みが響くとみています。

 

11月9日~12月12日に761社を調べ、758社(99・6%)が回答

 

 

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