広島の有効求人倍率 1.52倍(8月度)全国 7位
投稿日:2023.10.18
厚生労働省 広島労働局統計(8月度)
広島労働局発表の8月度有効求人倍率は 1・52 倍(全国 第7位、中国地方 第2位)
基調判断『県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しており、一部に持ち直しの動きもみられるが、物価上昇等が雇用に与える影響に注意する必要がある。』と発表されました。
・新規求人倍率➡ 2.75倍・前月比 0.07ポイント上昇(2か月ぶりに上昇)
・新規求人数➡ 24,320人・前月比 1.2%増加(2か月ぶりに増加 )
・新規求職者数➡ 在職者が 2,090人・前年同月比 0.2%増加、離職者は 5,130人・前年同月比 2.5%減少
・正社員有効求人倍率➡ 1.21 倍(前年同月と比べて 0.02ポイント上昇)
産業別(前年同月比) 11業種中4業種で増加、7業種で減少の発表となりました。
増加➡卸売業,小売業(+835 人、18.6%増)、運輸業,郵便業(+76 人、4.9%増)、情報通信業(+52 人、20.6%増)、製造業(+43 人、1.7%増)
減少➡宿泊業,飲食サービス業(▲586 人、35.4%減)、医療,福祉(▲474 人、9.0%減)、生活関連サービス業,娯楽業(▲180 人、19.4%減)、学術研究,専門・技術サービス業(▲102 人、17.1%減)、建設業(▲100 人、6.4%減)、教育,学習支援業(▲36 人、13.6%減)、サービス業(▲1人、0.0%減)
広島県の有効求人倍率は前月、2ヶ月ぶりに低下しましたが、8月はさらに0.01ポイント落としました。
広島労働局長は「ホテルの開業や災害の復旧工事などが落ち着いたことが求人減に影響した一方、コロナ禍の収束により小売などは好転が期待できるのではないか。」としています。
8月の中国地方の有効求人倍率は1・51倍で前月と同じでした。 山口1・49倍、岡山1・53倍、島根1・51倍、鳥取1・38倍。 鳥取が0.03ポイント上昇したほかは、4県すべてで0.01ポイント低下しました。
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