広島の有効求人倍率 1.56倍(6月度)全国 5位
投稿日:2023.08.16
厚生労働省 広島労働局統計(6月度)
広島労働局発表の6月度有効求人倍率は 1.56 倍(全国 第5位、中国地方 第2位)
基調判断『県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しており、一部に持ち直しの動きもみられるが、物価上昇等が雇用に与える影響に注意する必要がある。』と発表されました。
・新規求人倍率➡ 2.97倍・前月比 0.17ポイント上昇(2か月連続で上昇)
・新規求人数➡ 25,123人・前月比 4.9%増加(3か月ぶりに増加 )
・新規求職者数➡ 在職者が 2,159人・前年同月比 10.2%減少、離職者は 5,589人・前年同月比 0.6%減少
・正社員有効求人倍率➡ 1.16 倍(前年同月と比べて 0.07ポイント上昇)
産業別(前年同月比) 11業種中6業種で増加、5業種で減少の発表となりました。
増加➡生活関連サービス業,娯楽業(+224人、34.4%増)、宿泊業,飲食サービス業(+207人、18.4%増)、教育,学習支援業(+138人、63.3%増)、建設業(+42人、2.4%増)、医療,福祉(+26人、0.5%増)、サービス業(+3人、0.1%増)
減少➡卸売業,小売業(▲438人、10.1%減)、運輸業,郵便業(▲98人、6.2%減)、情報通信業(▲46人、18.3%減)、学術研究,専門・技術サービス業(▲33人、6.2%減)、製造業(▲23人、0.7%減)
広島県の有効求人倍率は前月を0.03ポイント上回り、6か月ぶりにアップしました。
広島労働局阿部充局長は「5月は広島市であった先進7カ国首脳会議(G7サミット)で宿泊や飲食の採用が減ったが、サミット効果や夏休みの影響で宿泊客などが増え、持ち直したのではないか」としています。
6月の中国地方の有効求人倍率は1・54倍。山口1・48倍、岡山と島根1・55倍、鳥取1・44倍と岡山が上がり、山口が下がった。島根と鳥取は変わりませんでした。
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