広島の有効求人倍率 1.55倍(4月度)全国 7位
投稿日:2023.06.10
厚生労働省 広島労働局統計(4月度)
広島労働局発表の4月度有効求人倍率は 1.55 倍(全国 第7位、中国地方 第2位)
基調判断『県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しており、一部に持ち直しの動きもみられるが、物価上昇等が雇用に与える影響に注意する必要がある。』と発表されました。
・新規求人倍率➡ 2.74倍・前月比 0.15ポイント低下(2か月ぶりに低下)
・新規求人数➡ 24,334人・前月比 2.9%減少(2カ月ぶりに減少 )
・新規求職者数➡ 在職者が 2,097人・前年同月比 1.1%増加、離職者は 8,769人・前年同月比 3.3%減少
・正社員有効求人倍率➡ 1.11 倍(前年同月と比べて 0.05 ポイント上昇)
産業別(前年同月比) 11業種中5業種で増加、6業種で減少の発表となりました。
増加➡サービス業(+1,044 人、27.1%増)、生活関連サービス業,娯楽業(+137 人、22.9%増)、宿泊業,飲食サービス業(+94 人、7.7%増)、教育,学習支援業(+22 人、9.3%増)、情報通信業(+14 人、4.7%増)
減少➡卸売業,小売業(▲296 人、6.3%減)、建設業(▲161 人、9.5%減)、医療,福祉(▲143 人、2.7%減)、製造業(▲109 人、4.4%減)、運輸業,郵便業(▲20 人、1.3%減)、学術研究,専門・技術サービス業(▲1 人、0.2%減)
広島県の有効求人倍率は前月と同じ水準で推移しました。業種別にみるとサービス業や宿泊業での求人が増えています。
広島労働局阿部充局長は「雇用情勢は引き続き良い傾向が続いている。物価動向には引き続き注視したい。」としています。
4月の中国地方の有効求人倍率は1・52倍。山口1・46倍、岡山1・51倍、島根1・59倍、鳥取1・49倍と4県とも下がりました。
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