広島の有効求人倍率 1.56倍(2月度)全国 8位

厚生労働省 広島労働局統計(2月度)

 

広島労働局発表の2月度有効求人倍率は 1.56(全国 第8位、中国地方 第3位)

 

基調判断『県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しており、一部に持ち直しの動きもみられるが、物価上昇等が雇用に与える影響に注意する必要がある。と発表されました。

 

新規求人倍率➡ 2.71倍・前月比 0.13ポイント低下(2か月連続で低下)

新規求人数➡  23,499人・前月比 2.9%減少(4カ月連続で減少 )

新規求職者数➡ 在職者が 2,893人・前年同月比 4.2%減少、離職者は 5,495人・前年同月比 11.6%増加

正社員有効求人倍率➡  1.24 倍(前年同月と比べて 0.07 ポイント上昇

 

産業別(前年同月比)  11業種中3業種で増加8業種で減少の発表となりました。

増加➡サービス業(+315 人、7.6%増)、建設業(+73 人、4.6%増)、運輸業,郵便業(+46 人、3.1%増)

減少➡製造業(▲335 人、11.9%減)、卸売業,小売業(▲329 人、6.8%減)、宿泊業,飲食サービス業(▲58 人、3.8%減)、医療,福祉(▲51 人、1.0%減)、学術研究,専門・技術サービス業(▲41 人、7.3%減)、教育,学習支援業(▲39人、11.2%減)、生活関連サービス業,娯楽業(▲35 人、4.5%減)、情報通信業(▲30 人、12.8%減)

 

広島県有効求人倍率前月より0・08ポイント低下

新型コロナウイルス禍が落ち着いてきた影響で求職者が増え、2カ月連続で低下新規求職者数は5・3%増の9190人と6カ月ぶりに上向きました。
一方、2月末現在の雇用保険被保険者数は1,021,177 人で、前年同月と同水準です。
阿部充局長は「コロナ禍が収まり、求職者が動き始めたため求人倍率が下がった。心配する状況ではないが、物価高が雇用に与える影響は今後も注視したい」と語っています。

また、厚生労働省が同日発表した2月中国地方の有効求人倍率1・56倍。山口1・52倍、岡山1・57倍、島根1・71倍、鳥取1・51倍といずれも前月を下回りました。

 

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