広島の有効求人倍率 1.60 倍(8月度)全国 7位
投稿日:2022.10.14
厚生労働省 広島労働局統計(8月度)
広島労働局発表の8月度有効求人倍率は 1.60 倍(全国 第7位、中国地方 第2位)
基調判断『県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しており、一部に持ち直しの動きもみられるが、新型コロナウィルス感染症が雇用に与える影響に、引き続き注意する必要がある。』と発表されました。
・新規求人倍率➡ 2.96倍・前月比 0.13ポイント上昇(4か月連続で上昇)
・新規求人数➡ 25,055人・前月比 1.5%減少(2か月ぶりに減少 )
・新規求職者数➡ 在職者が 2,086人・前年同月比 0.3%増加、離職者は 5,262人・前年同月比 6.5%増加
・正社員有効求人倍率➡ 1.19 倍(前年同月と比べて 0.1 ポイント上昇)
産業別では、前年同月と比べ、建設業( 2.4%減)、製造業( 6.2%増 うち自動車 57.2%増・うち造船 4.9%減)、情報通信業( 19.2%減)、運輸・郵便業( 16.3%増)、卸売・小売業( 9.3%増)、学術研究、専門・技術( 16.9%増)、宿泊・飲食サービス業( 28.7%増)、生活関連サービス・娯楽( 35.3%増)、教育・学習支援( 8.6%増)、医療・福祉( 10.2%増)、サービス業( 30.6%増)、11業種中9業種で増加の発表となりました。
厚生労働省発表の8月の中国地方の有効求人倍率も、3ヶ月連続アップの1.60倍と前月から0・03ポイント上昇となりました。
広島県の新規求人は、前年同月を13.7%上回っています。
県別では、山口県⇒1.56倍、岡山県⇒1.60倍、島根県⇒1.74倍、鳥取県⇒1.57倍と発表され、島根県は前月より低下しましたが、他3県は前月より上がりました。
広島労働局長は「コロナ収束後を見据えた企業の動きで、一部に雇用情勢の持ち直しが見られる。今後については、物価高でパート希望者が全国的に増えていることを注視する必要がある。」としています。
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