広島の有効求人倍率 1.47 倍(2月度)全国 9 位
投稿日:2022.04.11
広島の有効求人倍率 1.47 倍と広島労働局より発表がありました(2月度)
広島労働局発表の2月度広島の有効求人倍率は 1.47 倍(全国 第9位、中国地方 第2位)
基調判断『県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しているが、求職者の増加もみられ、新型コロナウィルス感染症が雇用に与える影響に、より一層注意する必要がある。』と発表されました。
・新規求人倍率➡ 2.97倍・前月比 0.47 ポイント上昇(2か月ぶりに上昇 )
・新規求人数➡ 25,019人・前月比 12.9%増加(2か月ぶりに増加 )
・新規求職者数➡ 在職者が 3,021人・前年同月比 3.6%減少、離職者は 4,922人・前年同月比 5.1%減少
・正社員有効求人倍率➡ 1.17 倍(前年同月と比べて 0.13 ポイント上昇)
産業別では、前年同月と比べ、建設業( 26.1%増)、製造業( 48.4%増 うち自動車 160.1%増・うち造船 3.6%増)、情報通信業( 0.8%減)、運輸・郵便業( 14.6%増)、卸売・小売業( 50.2%増)、学術研究、専門・技術( 2.6%減)、宿泊・飲食サービス業( 44.4%増)、生活関連サービス・娯楽( 4.3%減)、教育・学習支援( 11.5%増)、医療・福祉( 14.1%増)、サービス業( 44.8%増)、11業種中8業種で増加の発表となりました。
さて、総務省の発表した2月の完全失業率と厚生労働省が発表した2月の有効求人倍率は「前月比より改善」としています。
ただ、実態としては、一時的に仕事を休む休業者数は242万人で、前月の249万人に続き200万人を超え、失業中でも職探しをしていない人は数値に反映されないため、両省ともに、数値は改善したが見かけ上の改善とみています。
広島労働局長も、「企業は活発に動いているが、求職者は求職活動を控えているとみられる。新型コロナウイルス禍前の状況に戻るには時間がかかる。」と説明しています。
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