しごとコンビニ
投稿日:2022.03.16
短時間でも働ける
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岡山県北部に位置するとある町。
働きたい町民と、任せたい仕事のある企業などをつなぐ一般社団法人『奈義しごとえん』。
ここに登録している町民は20~90代の約250名。
雇用契約をするのではなく、しごとえんが地元の企業や行政、個人事業主から業務委託を受け、登録者に「分解」して再委託をするという場所です。
〈例:農作業なら作物も収穫や、皮むきといった加工などの仕事を「細分化」して行うという取り組み。〉
企業などが誰かの手を借りたい場合、しごとえんが無料通信アプリLINEで登録者に呼びかけ、できる人ができる時間に働くという。
働きたい方からするとコンビニの多彩な商品を買うように小分けされた好みの仕事を選択できるという仕組みです。
登録されている主婦や幅広い年代の方からも隙間時間を使ってウェブライターの仕事や学校の清掃作業などし、報酬を受けています。
またいろいろな仕事を通じて友人もできて働けると好評のようです。
しごとコンビニの仕組みは某一般社団法人代表理事や、岡山県の某企業社長が「働きたい意欲はあるのに働けない人が活躍できる場所を作れば地域活性化につながる」
と考案されました。
サポートをうけた『奈義しごとえん』は事業を2017年4月にスタートし、2019年6月には地元主導に切り替え、導入から4年。
登録者のなかには月20万円の報酬の方も!。
「すべての世代が生き生きと住み続けられる町が目標。」と『奈義しごとえん』の理事長は語っています。
しごとコンビニは全国でも北海道東川町が20年4月に導入、続いて奈良県高取町も準備中。
中国地方では鳥取県南部町が22年度から乗り出す予定。
鳥取県南部町企画政策課担当者は
「人口減少に歯止めがかけにくい中、いかに活躍人口を増やすか。働きやすい仕事がある環境は地域を活気づける」と期待。
導入に先立ち、町が住民にヒアリング調査を行った際、回答者の89%が「登録したい」と前向きな回答。
地元企業からもデータ入力や調理補助などの仕事候補が挙がっています。
鳥取県南部町企画政策課担当者は今後、事務局を担う地元のNPO法人と計画を進め、
「一人一人の声を『やりたい』をかなえ、しごとコンビニがないと困るという取り組みに育てたい」と見据えています。
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