広島県の有効求人倍率 1.43倍(7月度)全国 7 位
投稿日:2024.09.06
厚生労働省 広島労働局統計(7月度)
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広島労働局発表の7月度有効求人倍率は 1・43 倍(全国 第7位、中国地方 第3位)
基調判断『県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しているが、持ち直しの動きに弱さがみられる。物価上昇等が雇用に与える影響に注意する必要がある。』と分析されました。
・新規求人倍率➡ 2.71倍・前月比 ▲0.1ポイント(2か月ぶりの減少)
・新規求人数➡ 22,416人・前月比 ▲4.3%(3か月ぶりの減少)
・新規求職者数➡ 8,262人・前年同月比 ▲1.0%(2か月連続の減少 )
産業別(前年同月比) 11業種中5業種で増加、6業種で減少の発表となりました
増加➡建設業(+92人、6.6%増)、情報通信業(+106人、41.7%増)、生活関連サービス・娯楽業(+353人、56.3%増)、教育・学習支援業(+35人、16.8%増)、医療・福祉(+728人、15.1%増)
減少➡製造業(▲30人、1.3%減)、運輸業・郵便業(▲48人、3.3%減)、卸売・小売業(▲383人、8.8%減)、学術研究・専門・技術業(▲107人、15.1%減)、宿泊・飲食サービス業(▲215人、18.4%減)、サービス業(▲340人、7.9%減)
広島県の有効求人倍率は前月を0・03ポイントUP、4ヶ月ぶりに上回りました。
広島労働局長は「新規求人が減り、雇用情勢の持ち直しに弱さがある。卸・小売りはセルフレジによる省力化の影響もあるとみている」としています。
広島県経済の柱となってきた製造業の求人減少(11か月連続で新規求人数が減少)の影響は、広島県の労働市場にとって深刻です。一方、広島県労働市場の成長分野として、情報通信業や医療・福祉分野が注目されています。
7月の中国地方の有効求人倍率は1・42倍。前月を0・03ポイント上昇、4カ月ぶりに前月を上回りました。 他の4県の有効求人倍率は山口1・47倍、岡山1・41倍、島根1・44倍、鳥取1・25倍。鳥取、岡山、広島、山口の4県で上昇、島根は横ばいでした。
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