【中国地域の景況感 (D.I.)】 5月調査

~中国経済連合会まとめ~

 

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中国経済連合会より5月中国地域の企業の景況感(D.I.)が前回比0・5と発表されました。

DIがプラスに転じるのは2019年5月調査以来5年ぶり。2月の前回調査から1.3上がり2期連続改善です。

中経連は「賃金の上げ幅のトレンドは1段落上がったが、資本金が少ない企業の中には無理をして賃上げをしたところもあるかもしれない」としています。

 

製造業➡+10・8前回比+11.6観光・インバウンドの増加により改善

非製造業▲18・4前回比▲12.2原材料・資材・原油価格の上昇により悪化

 

【景況感が良いとした回答要因】
1位 設備投資の増加 58.3% 
2位 個人消費の回復 36.1%・企業収益の回復 36.1%・観光・インバウンドの増加 36.1%

【景況感が悪いとした回答要因】
1位 原材料・資材価格の上昇 80.0% 
2位 企業収益の悪化 37.1%・原油価格の上昇 37.1%

 

【価格転嫁】

製造業➡ 価格転嫁できている79.7% 特に製造業では「原材料・資材価格」について価格転嫁が進んでいます

非製造業価格転嫁できている 61.9%

 

【賃金動向】※「実施」:「実施」+「実施予定」

正社員「実施」89.4%〔前回比+27.2〕

非正規社員「実施」51.6%〔前回比+16.5〕「わからない,未定」38.2%〔前回比▲17.6〕

 

【先行き】2、3か月後)は±0〔現状比▲0.5〕製造業▲10.8〔同+7.6〕非製造業+9.1〔▲1.7〕建設業▲9.0〔同▲9.0〕と,見通しが分かれました。現在と先行きの景気動向について「どちらともいえない」と回答した割合も多い結果となっています。

 

※5月1日~28日調査【会員企業708社に調査229社(32.3%)回答】

※DI(Diffusion Index)前年同月より景気が「良い」とする企業の割合から「悪い」とする割合を引いた値

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