60代の採用活発化
投稿日:2024.07.05
経験豊富な即戦力
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●先日、広島県内の企業で、60代の人材を採用する動きが活発になっている様子です。
産業雇用安定センター広島事務所(広島市中区)が支援した60歳以上の再就職者数は、2023年度に過去最多となった模様です。
●少子高齢化と人手不足を背景に、定年退職の年齢を引き上げる企業も相次いでいます。
●某保険会社に勤めていた某氏は、広島事務所の紹介で大手ビルメンテナンス業に再就職して1年経過します。
●かつて某保険会社での経験を買われ、けがをしやすい作業や環境の改善を担う役割をされています。
●前職は65歳まで働けたが、70歳まで働こうと2年前に退職され、「これまでの経験も生かせて充実している」と表情がやわらぐ。
大手ビルメンテナンス業は「滑り止めを付けるなどして安全性が高まった現場も多い」と某氏を評価。
●新卒採用が競争激化で難しくなる中、広島事務所の紹介で、これまでに60代を10人採用。
●産業雇用安定センターは厚生労働省の外郭団体。雇用保険の受給者を「即戦力」とし、再就職や移籍を支援します。
●対象を60歳以上に絞ったキャリア人材バンク事業を16年度に開始。
初年度に1人だった広島事務所での再就職者は、23年度に最多の155人に増えた。
●企業も定年を延長するなど社内制度を見直しを検討しています。
●地場流通大手企業(東区)は60歳定年を来春から毎年1年ずつ延ばし、将来は65歳にする方針。
●広島発祥某お菓子メーカー(東京)は4月、高度なスキルを持つ人材や、ノウハウの継承に貢献する管理職を対象に65歳を過ぎても働けるように変更。
●報酬も定年時や現役の水準に引き上げ。
●就職情報会社によると、40代以上の求人に特化したサイトでは、求人の約8割が60代を歓迎。
●3月、60代向けの求人数は約3万7300件で、2年前の約5倍に倍増。
●政府は労働力や社会保障制度の担い手を増やすため、高齢者の就労を推奨している。
●21年に改正高年齢者雇用安定法を施行し、70歳までの就業機会の確保を企業の努力義務としています。
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