ライドシェア
投稿日:2024.06.18
手探り状態
いつも弊社サイトをご覧いただき誠にありがとうございます。
◆中国運輸局は、タクシー会社が運営主体となり、一般ドライバーが自家用車などを使って有料で客を運ぶ
「日本版ライドシェア」について、広島都市圏の7事業者の申請許可しました。
観光地や繁華街などのタクシー不足の解消を図る新たな試みですが、一般ドライバーの確保やニーズ把握の難しさといった課題も、
様子見のタクシー事業者もあり、手探り状態のようす。
◆中国運輸局によると、広島都市圏で「ライドシェア」への参加意向を示す27事業者のうち、5月末現在で15事業者に許可。
許可台数は月―木曜が14事業者で計29台、金・土曜が15事業者で計66台、
日曜が13事業者で計22台。
事業の成功には運転手の確保が欠かせない。
◆某タクシー業(西区)には、5月末までの1週間に「ライドシェア」に関する問い合わせが20件超あったといいます。
ただ、一般ドライバーとの契約にはハードルもあります。
希望者の大半は副業と考え、本業との調整が必要不可欠となりそうです。
同タクシー業社長は「本業で朝から働き、さらに未明まで運転手をするのは安全面で無理がある」と述べられています。
需給バランスが見通せないとの声も。
◆国土交通省が不足台数を割り出した配車アプリのデータは昨年10~12月の数値で、現在はタクシー不足が改善されつつあると受け止める事業者は多いようです。
許可申請を出していないという事業者は「スポーツなどのイベントや天候などで需給のバランスは崩れる。制度の趣旨には賛同するが様子見の状態だ」と打ち明けています。
◆「ライドシェア」はアプリ上で事前にルートと運賃を決めてから運行。
乗客の指示による近道は原則難しく、トラブルにもなりかねないとしています。
別某タクシーグループの常務は「始めてみないと分からないことも多い。利用者に制度を理解してもらうための取り組みも必要だ」と話されています。
--
求人情報サイト:広島求人.com