中国地方2022年度の新造船受注量 3年ぶり減少
投稿日:2024.04.12
〜中国運輸局まとめ〜
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2022年度の中国地方(山口県宇部市以西を除く)の新造船受注量は182万4千総トンで、前年度より30.8%減↓減少は3年ぶりと発表。
鋼材をはじめとする資機材価格の高騰などが要因
隻数は64隻と48隻減った
【内訳】
一般貨物船が11隻(4万8千総トン)と10隻減↓、石炭や鉄鉱石などを運ぶばら積み貨物船が7隻(18万1千総トン)と22隻減↓
コンテナ船は18隻(158万2千総トン)と6隻増↑、建造量は215万3千総トンで9.0%増↑隻数は85隻と16隻減↓
運輸局『一層の資機材の高騰で造船所や船主が様子見に入ったとみられる』と説明しています
23年度上期の新造船受注量は32万1千総トン、前年同期より61.7%減↓19年度下期の28万7千総トン以来の少なさで隻数は21隻と17隻減↓
建造量は108万8千総トンで9.2%増↑(隻数は43隻と1隻増↑)、23年9月末現在の手持ち工事量は625万9千総トン(190隻)で11.7%減↓
建造量の増加について『造船所は十分に手持ち工事量を確保できているため、建造量を抑える必要はなくなっている』と運輸局はみています。
一方、手持ち工事量が少なかった時期に人員整理などをした影響もあり、「建造量の回復は限定的」と説明しています。
【上記画像↑:中国新聞デジタルより引用】
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