【中国地域の景況感 (D.I.)】2月調査
投稿日:2024.04.10
~中国経済連合会まとめ〜
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中国経済連合会より中国地方の企業景況感(DI)が▲0.8と昨年11月の前回調査から1.7㌽増↑、2期ぶりの改善と発表。
製造業:▲6.2で4.6㌽改善
非製造業:+1.2で横ばい
中経連:製造業のマイナス幅の縮小について『企業収益の回復や設備投資の増加が背景にある』とみています。
【2024年2月現在の景況感】
・景況感DI(「大変良い+良い」割合-「悪い+大変悪い」割合)は、▲0.8(前回比+1.7)と改善
製造業:▲6.2(前回比+4.6)と改善
非製造業:+1.2(前回比±0)とプラスを維持
先行き(2~3ヶ月先)の景況感DIは、▲2.6(現状比▲1.8)となっている
製造業で▲16.9(前回比▲10.7)、非製造業で+3.0(前回比+1.8)と見通しが分かれています
※現在および先行きの景気動向について、「どちらともいえない」と回答した割合も多い。
【景況感が悪いとしている要因】
- 原材料・資材価格の上昇 62.9%(前回比▲10.3)
- 労働力不足 48.6%(前回比+19.3)
- 企業収益の悪化 42.9%(前回比+3.9)
<製造業>
原材料・資材価格の上昇 84.6%、労働力不足 46.2%(前回比+27.4)、海外経済の減速 46.2%(前回比+27.4)
<非製造業>
労働力不足 50.0%(前回比+14.0)の影響が続いている
【先行き(2~3ヶ月先)の景況感が悪いとしている要因】
- 原材料・資材価格の動向 67.5%(前回比+8.4)
- 労働力不足 42.5%(前回比+3.9)
- 設備投資の動向 37.5%(前回比+1.1)
<製造業>
労働力不足 43.8%(前回比+25.0)、海外経済の動向 43.8%(前回比+12.5)
<非製造業>
原材料・資材価格の動向 62.5%(前回比+16.1)
【利益の見通し】
<2023年>
「増加」42.0%、「横ばい」30.3%、「減少」27.7%で利益判断BSIは+14.3(前回比+6.3) と増益を見込む企業が多い
製造業:「増加」47.7%、「横ばい」30.8%、「減少」21.5%で利益判断BSIは+26.2(前回比+4.6)と増益予想とする企業が増加
非製造業:「増加」39.8%、「横ばい」30.1%、「減少」30.1%で利益判断BSIは+9.7(前回比+7.9)と増益予想とする企業が増加
<2024年>
「増加」28.3%、「横ばい」47.3%、「減少」24.3%で利益判断BSIは+4.0(前回比▲10.3)と引き続き増益を見込む企業が多いが慎重な見方をしている。
調査は2月1~27日、会員企業を中心に710社に聞き、234社(33.0%)が回答
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