【中国地域の景況感 (D.I.)】2月調査

~中国経済連合会まとめ〜

 

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中国経済連合会より中国地方の企業景況感(DI)0.8と昨年11月の前回調査から1.7㌽増↑、2期ぶりの改善と発表。

 

製造業:▲6.24.6㌽改善

非製造業:+1.2で横ばい

中経連:製造業のマイナス幅の縮小について『企業収益の回復や設備投資の増加が背景にある』とみています。

 

【2024年2月現在の景況感】

・景況感DI(「大変良い+良い」割合-「悪い+大変悪い」割合)は、▲0.8(前回比+1.7)と改善

製造業▲6.2(前回比+4.6)と改善

非製造業+1.2(前回比±0)とプラスを維持

先行き(2~3ヶ月先)の景況感DIは、▲2.6(現状比▲1.8)となっている

製造業▲16.9(前回比▲10.7)非製造業+3.0(前回比+1.8)と見通しが分かれています

※現在および先行きの景気動向について、「どちらともいえない」と回答した割合も多い。

 

【景況感が悪いとしている要因】

  1. 原材料・資材価格の上昇 62.9%(前回比▲10.3)
  2. 労働力不足 48.6%(前回比+19.3)
  3. 企業収益の悪化 42.9%(前回比+3.9)

<製造業>

原材料・資材価格の上昇 84.6%労働力不足 46.2%(前回比+27.4)海外経済の減速 46.2%(前回比+27.4)

<非製造業>

労働力不足 50.0%(前回比+14.0)の影響が続いている

 

【先行き(2~3ヶ月先)の景況感が悪いとしている要因】

  1. 原材料・資材価格の動向 67.5%(前回比+8.4)
  2. 労働力不足 42.5%(前回比+3.9)
  3. 設備投資の動向 37.5%(前回比+1.1)

<製造業>

労働力不足 43.8%前回比+25.0)、海外経済の動向 43.8%(前回比+12.5)

<非製造業>

原材料・資材価格の動向 62.5%(前回比+16.1)

 

【利益の見通し】

<2023年>

「増加」42.0%、「横ばい」30.3%、「減少」27.7%で利益判断BSIは+14.3(前回比+6.3) と増益を見込む企業が多い

製造業:「増加」47.7%、「横ばい」30.8%、「減少」21.5%で利益判断BSIは+26.2(前回比+4.6)と増益予想とする企業が増加

非製造業:「増加」39.8%、「横ばい」30.1%、「減少」30.1%で利益判断BSIは+9.7(前回比+7.9)と増益予想とする企業が増加

<2024年>

「増加」28.3%、「横ばい」47.3%、「減少」24.3%で利益判断BSIは+4.0(前回比▲10.3)と引き続き増益を見込む企業が多いが慎重な見方をしている。

 

調査は2月1~27日、会員企業を中心に710社に聞き、234社(33.0%)が回答

 

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